Luggin
Ag/AgCl |
ルギン管付飽和KCl銀塩化銀参照電極 |
飽和KCl銀・塩化銀参照電極は実験でよく使われる基準電極のひとつであります。
AgCl + e = Ag + Cl- E0 = 0.199V vs NHE 25 ℃
(D.J.Ives and G.J.Janz, "Reference Electrodes," Academic
Press, New York,1961)
電気化学測定セルに、IRドロップを小さくするため、ルギン細管(Luggin Capillary) を使用する例があります。目的はルギン細管を利用して、参照電極は作用電極表面に、近づけることです。下図は教科書に描いた古典的な参照電極の図です。参照電極と作用電極の間に、塩橋を用いた。しかしこのようなセットは参照電極と作用極の距離が長くて、電位の安定が悪くなる恐れがありま。特に、高周波数のインピーダンス測定に、そのほか、長い塩橋には空気も入りやすいです。
当社のルギン管付飽和KCl銀塩化銀参照電極はルギン管と参照電極を一体型にし、上図構造を簡単にしました。
電極は2重構造で、内部には飽和KCl溶液を入れ、内部管の絡液部は多孔セラミックスです。外管には使用者より、ゴムスポイトで電解質溶液を吸い上げます。
電極直径: 12mm
Luggin Ag/AgClの長さは約150mmで、ジョイント下部は長さが約75mmです。MetrohmセルとPine社のRDE/RRDEセルの両方に使えます。両電極とも、インターケミ製です。ジョイント下部の長さ95mmのタイプもあります、腐食セル用です。
ジョイント SGJ 14/15
接続口 バナナ(ワニ口クリップも使えます)
定価 16,800円
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